2012/04/08

定宿

いままで考えなかったが、アメリカの病院には腎臓内科病棟というものがない。そして腎臓内科コンサルトは外科ICU、内科ICU、循環器ICU、内科病棟、腫瘍内科病棟、外科病棟、精神科病棟、産科病棟、どこにでも行く。
 それで病院中を駆けずり回っているわけだが、同時にホームベースにあたる病棟がない。もしあると、そこに留まって仕事をして看護師さん、病棟受付の秘書さんなどともっと顔見知りになってより親しい会話などもなされることだろうに。
 でも外科ICU、内科ICU、循環器ICUに関しては、常に患者さんがいるし、顔見知りの看護師さんも多く、透析カテーテルの挿入や持続透析の細かな調整などでよく話すので「定宿」というくらいの感じはある。