2018/06/16

新たな視点 CKDステージのインプット方法

 普段当たり前に目の前に見ていることを別の視点から据えてみると思わぬ発見がある。特に文字を図に置き換えると、視界がさっと明るくなることがある。

 米国の腎臓内科関係のブログで有名なRenal Fellow Networkというものがある。色々と勉強になる記事が多いのだが、そんな記事の中で偶然見つけたものがこちら
 
 CKDのマネジメントの一般論を示しているが、特に注目はGFR clock というものだ。皆、一度はこの患者さんのCKD stageは何だっけ?と思って、教科書やインターネットで検索したことがあると思う。


 知っている人にとっては当たり前かもしれないが、GFRの数値を時計に当てはめて見事に視覚化することで直ちに理解することが可能になっている。

 GFRと時計という組み合わせ。とてもエレガントであり感動する。これを見た時に、BMJ 2002 325 85-90を思い出した。


 もしかしたら、この図からアイデアを持ってきたのかもしれない。
 「GFRの変化を時計になぞらえて、刻一刻と腎機能は悪化していく。だから、腎機能障害が進むほど、細かくみる(ステージを細かく分ける)必要があるのだよ。」と語りかけてくるようである。

 今回のような、当たり前のことに考えを巡らすということはとても大事だ。