2015/04/28

FrenchとGauge

 今日は外科内科カンファがあって、気胸の話だった。初期研修の頃に呼吸器内科ローテーション時に胸腔ドレーンを挿入したのを思い出した。挿入の仕方とトラブルシューティングを外科の先生から聴けて、手技はやっぱり慣れた人がやったほうがいいと思った。ところで、カンファでFrenchとGaugeの話になった。French = 外周×3×π、すなわち外径 = French / 3。Gaugeのほうは 1 inch / Gauge = 内径みたいなことを聴いたが、裏を取ってみるとFrenchはいいがGaugeのほうは実際は針金の太さの規格として19世紀に生まれたStub Iron Wire Gaugeに準拠しており、これは特定の数式で定められたものではないそうだ。


(注:あえて書かなくてもいいだろうが、挿絵について。英語でト音記号はG clef、ヘ音記号はF clefなので、それを掛けた洒落である)