2012/08/30

Reviews

 大学にいると、いろんな仕事がある。フェローも二年目、それらを手伝う機会もやってきた。ひとつは、医学雑誌に送られてきた原稿の出来をレビューして、掲載するに値するかを採点する仕事。もうひとつは、教科書や医学分野の本について書評をかく仕事だ。書評といっても文学的な質は要求されず、300語程度で内容の要約と特徴、個人的な感想を書くものだ。
 書評にはマニュアルがあって、①preface、目次、編著者のリストを読む、②ざっと本文に目を通し(scanning)、適宜ノートをとる、③よく知っている内容の章とよく知らない内容の章を一つずつ読む、④アンケート形式の質問(本の評価)に答える、⑤書評の各パーツを指示に従って書く、というものだ。昨日①から④までやったが、このやり方だと半日で約200ページの医学書が読めた。