僕たちのキセキ

クマさんがおしっこしないで冬眠できるのも、じん臓が一日に体液の何十倍もろ過してから不要なものを残して再吸収するのも、じん臓の替わりをしてくれる治療があるのも、すごいことです。でも一番のキセキは、こうして腎臓内科をつうじてみなさまとお会いできたこと。その感謝の気持ちをもって、日々の学びを共有できればと思います。投稿・追記など、Xアカウント(@Kiseki_jinzo)でもアナウンスしています。

2011/02/27

Lactic Acidosis

›
 私が一般病棟で診ていた腎不全と肝不全がある人が、非特異的な消化器症状を訴えていたら乳酸値が2-3日の間に10mg/dlに達した。非常に不安な気持ちで腹部CT(とCT血管造影)を行ったが腸管壊死や虚血のサインは全くない。そもそもこの患者さんに腸管壊死があったら、残念な言い方だがす...
2011/02/10

bone and heart

›
 Grand Roundで、うちの病院の循環器科医でじつはMayoでcardiology nuclear medicineでfellowshipをしていた女性が、女性の冠動脈疾患をテーマに講演した。ストレス、自己免疫疾患など女性特有のリスク因子があることや、病態もmicrovas...
2011/02/08

RTA

›
 Noon lectureで腎臓内科医がRTAの話をした。彼女はうちの病院では珍しいHarvard graduateで、教育熱心で有名な先生なのだが、RTAは何と言っても複雑で、聴いている人はほとんど寝ているか苦笑するかしていた。私も正直難解と思ったが、聴きながら非常に面白い物の...

2nd case of milk alkali

›
 ミルクアルカリ症候群とおぼしき症例をまた診た。脳性麻痺の患者さんが数日続く嘔吐ののち誤嚥して運ばれ、血液検査でナトリウムが162mEq/l、カルシウムが11.7mg/dl(補正後)だった。カルシウムは嘔吐の前から高値で内分泌科医を紹介受診する矢先だったらしい。この程度のカルシウ...
2010/10/03

pulsating

›
 中心静脈ラインを挿入するとき、静脈と確信して血管に針を入れた(超音波ガイド下)のにそこから流れてくる血液が拍動しているという事態が二回もあった。動脈を穿刺したのかと困惑した。並走する動脈の拍動が静脈に伝わることはあるが、そのレベル以上に拍動している。だが見た目はあきらかに静脈血...
2010/10/02

unravel

›
 手技中にunravelという単語を聞いた。ほどく(disentangle)が原義、転じて解明する(resolve)という意味もある。また動脈ラインを挿入後、糸でラインを巻きつけ結紮し固定する。この「巻きつける」という動詞がでてこず、nativeの後輩や看護師にも訊いたが彼らも分...
2010/07/02

Everybody loves me

›
 「第一希望に決まってよかったね」という言葉には、「さみしくなるけど君がそこに行きたいのなら共に喜ぶことにしよう」という意味もあると知った。また、アメリカ人が"I will miss you"と言ったら心からと思ったほうがよい。だってアメリカ人はポジティブなこ...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示
Powered by Blogger.