僕たちのキセキ

クマさんがおしっこしないで冬眠できるのも、じん臓が一日に体液の何十倍もろ過してから不要なものを残して再吸収するのも、じん臓の替わりをしてくれる治療があるのも、すごいことです。でも一番のキセキは、こうして腎臓内科をつうじてみなさまとお会いできたこと。その感謝の気持ちをもって、日々の学びを共有できればと思います。投稿・追記など、Xアカウント(@Kiseki_jinzo)でもアナウンスしています。

2020/09/27

SIADの治療、水制限?追加治療は何がいい?

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 今年になって、SIADの治療のRCTの論文が3つも出ている。どれも、power自体は小さな研究ではあるが、非常 に 参考になるので少し紹介したい。 2019年に出された、 SIADの最新治療と展望 はぜひ読んでもらいたい。 本邦のガイドライン では、治療の手引きでは下記のように...
2020/09/24

食後の腎生理

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 食欲の秋に、ビックリ?な発見だ。JASN・8月号の表紙をご覧になった方はもうご存知だろうが、アルカリン・タイド(食事摂取時に胃酸が放出される分、身体にアルカリがたまる現象)後に腎がどのようにして過剰なアルカリを排泄しているかが明らかになった(JASN 2020 31 1711)...
2020/09/17

BLISS-LNスタディ

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 シクロフォスファミド(CYC)+アザチオプリン(AZA)にMMFにと増えてきたループス腎炎の治療選択肢( こちら も参照)に、仲間が追加されるかもしれない。BAFF(B細胞活性化因子)を阻害するモノクローナル抗体、ベリムマブの有効性を調べたBLISS-LNスタディがニューイング...
2020/09/14

IMPROVE-CKDとドミノ倒し

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 CKD4期(eGFR 26ml/min/1.73m2)の63歳男性。内服にACEI/ARB、βブロッカー、スタチンなど。血圧140/76mmHg、頚動脈‐大腿動脈間PWV 10.8m/秒、腹部大動脈の石灰化スコア1535。血液検査結果は以下のようであった。 T-Chol ...
2020/09/04

速報 IN.PACT AVスタディ

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 バスキュラーアクセス領域に、ビッグ・ニュースだ。パクリタキセル被覆バルーンIN.PACT AV®による内シャント狭窄への効果が示され、先週のニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに報告された(NEJM 2020 383 733)。二部構成で紹介したい。 引用...
2020/08/31

もうひとつの低カルシウム尿性高カルシウム血症

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 乾癬、喘息、類天疱瘡、自己免疫性膵炎などの既往ある66歳女性。類天疱瘡に対して経口ステロイドを開始後に(MMFの追加・増量とともに)漸減・中止したところ、高カルシウム血症となった。以下に、データを示す。 Ca 13.4mg/dl iCa 1.77mmol/l IP 2...
2020/08/21

夏休み「腎」由研究 2020

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 いつもと違う夏だけど、夏といえば自由研究! 昨年に つづき 、今年も遅ればせながら「ふっ切れた」話をしてみたい。 (筆者撮影)  なお今年はマグネシウムについて調べる機会があったので、どの話もマグネシウムから始まることをご了承いただきたい。 1...
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